幻影

どれいへいし

2021年8月30日

転居した私の新しい朝の通勤路、橋の上に多数の消防がいるのを確認した。昨日、遊んでいたボートが転覆して行方不明になっている大学生の捜索は、私が珍しく定時退社をした帰り道にも変わらず見られた。捜索が難航していることはすぐに分かった。

コロナ禍は続いている。ワクチンの職域接種に参加することになった。私はまだ一回目だ。不安が無いとは言わない。正直、めちゃくちゃ不安だ。何かの教授が遺書の重要性を語るドラマがあった。私も用意すべきか。18歳の新人はワクチンも打たずに出回っていると知り、テレビの語る若者の存在は、強ち間違っていないことが分かった。

そんな最近の出来事。

大事な人材を奪われた。哀しい。特に哀しい。

バランスの良さよ。他人との調和性もある。主体的にも動ける。私が期待していない時に何度も助けられた。何度も助けられてしまい、私は依存してしまったところがある。故にツラい。この喪失はツラい。そう易々とはこの不在を埋められない。

入社3年目だって。すっかり忘れてたよ。

本人に確固たる異動の意思があったとは思わないけど、少なからず現状に満足してないところはあったのではないだろうか。反省している。

数年前、尊敬する上司が退職された。あのときと全く同様の気持ちだ。最早これは失恋だ。結婚の意思が私にはあった。一緒に頑張っていきたいと思っていた。しかし、結ばれることはなかった。理想の相手に自分がなれず、フラれたとも言える。どん底の気分だ。

望まない相手とばかりお見合いをさせられてる。いまの上司に「そのぐらいの相手が丁度良い」と言われてしまった。そういうもんだろうか。気持ちを切り替えるしかない。

私が不感症になるまで、いつまでも同じような日記を残し続けるだろう。まだ若いのかもしれない。

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きょう引いたおみくじの内容をわざわざ記録して今年はどうこう頑張りますとかいう決意表明をブログに残すの、いまどきの中高生でもしてないかも。当時、同世代の赤の他人が書く文章を読んでは、おなじ時代にそれぞれの生きづらさを感じつつも必死になって生きているひとが存在することが、少なからず自分の支えになっていた。その域を脱してからの私は、へらへらしてるだけの、ただの腑抜けになってしまった。そして三十路を越え、成長しないまま現在に至る。

元日に東京事変が復活した。活動を停止した8年前の私は、こんなにも自分が立ち止まっていると想像していただろうか。いや、想像はしていたんだ。事変はいつか復活するし、私もきっと悪い意味で変わらずにいるだろうと。将来のことを何も考えていない。自分の身体のことすら諦めかけている。笑っていられない現実が、私の傍にずーっと居る。すべて解っていたはず。

それでもなお、おみくじは勉めて笑えと言う。まじウケるよね。

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ドラクエウォークしてる。年末年始の帰省中のため、「自宅」もこちらに引っ越している。昨日今日はほとんど出歩かなかったせいもあり、正月イベントの進捗はいまいち。そもそも成長遅く、ゆっくりまったりプレイしてるので、イベント自体も期間内に全クリできない前提でゆるゆる進めている。交換所も解放途中。アクセサリーだけは回収したい。

帰省してから昨日までの話。おみやげを集めに駅前までウォーキング。鼓門ってやつ、久し振りに見た。格好良いねー。完成してどれくらい経つのか定かではないが、作ろうと決断したひとを称えたい。立派だよ。うろうろした後、小松方面まで行き、松井秀喜ミュージアムへ。工業地帯というか、超閑散とした町のなかに、異様に豪華な邸宅があり、それが彼のミュージアムである。笑ってしまった。予想していた通り年末は営業しておらず、クエスト解放して即退散。帰りにパン屋さんに寄って帰ろうと思ったが、こちらも営業しておらず。活動しにくい。